グラビアアイドルやモデル、タレントとしても活躍している元女子ソフトボール選手の大川成美選手の現役時代の公式記録などを掲載します。全国には大川成美選手と同姓同名の別人がいます(同姓同名の大川成美選手がいることを確認しています)ので、混同しないように慎重に情報収集しています。
大川成美選手の略歴
大川成美選手のプロフィール
大川成美(おおかわ・なるみ、Narumi OKAWA)選手は、女子ソフトボールの元選手です。
1990年(平成2年)3月20日生まれ、うお座、現在の年齢は34歳です。千葉県銚子市出身、その後、千葉県旭市へ移住。旭市立海上(うなかみ)中学校、敬愛大学八日市場高等学校(千葉県匝瑳市)卒業。中学、高校のソフトボール部に所属し、高校時代に千葉県代表として国体に出場しました。
身長155cm、B85cm(E)、W62cm、H88 cm、血液型A型。右投げ左打ち。
- 2002年4月~2005年3月 旭市立海上中学校(ソフトボール部)
- 2005年4月~2008年3月 敬愛大学八日市場高等学校(ソフトボール部)
ちなみに、大川成美選手の実妹の大川智美さんも同じ高校のソフトボール部出身の元選手(投手)であり、現在はゴルフの千葉県大会に出場したことのあるアマチュアゴルファーです。
大川成美芸能活動10周年インタビュー
2015年5月(当時25歳)に「デラべっぴんニュース」が芸能活動10周年のロングインタビュー記事を掲載しています。
- 【その1】「1日警察署長みたいなのをやらせてもらえるから、地元のお祭りの七夕クイーンに出たんです」
- 【その2】「特撮ヒーローやヒロインモノって日本独特の文化じゃないですか。そういうお仕事を長く続けさせていただけるのはありがたいです」
- 【その3】「振り返ってみて、どっちがよかったか? 芸能界って正解がない世界じゃないですかー、正直。そこはずっと悩んだ部分ではありますね」
- 【その4】「下積み時代からやってることをずっと続けていることが、お仕事に繋がっているんだと思うんですね。10年コツコツと続けてきて認められてきた……っていう実感はあるんです」
女子中学生時代・ソフトボールの主な競技会成績
関東大会ベスト8・キャプテン
中学時代は「1番ショート」で、2番手投手も務めていました。
中学2年までは千葉県大会でまったく勝てないチームでしたが、中学3年のときに監督が代わって関東大会ベスト8まで進みました。また、中学3年の時にキャプテンを務めました。
年月 | 競技会・記録 |
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2004年6月 | 東総地区近隣中学校女子ソフトボール大会 優勝 |
2004年7月 | 第40回 千葉県中学校総合体育大会 ソフトボール女子 準優勝 |
2004年8月 | 第32回 関東中学校ソフトボール大会 ベスト8 |
中学時代に全国大会に出場したことはない
Wikipediaをはじめとする一部のネット記事に記載されている、「大川成美選手が中学時代に全国大会に出場し、最優秀選手に選ばれた」とのエピソードは誤りです。これは、大川成美選手が2017年まで所属していた芸能事務所(有限会社2touch)が勝手に作った話であり、本人も否定しています。
当時、千葉県の中学生のチームが全国大会でMVPになる活躍した公式記録はありません。
女子高生時代・ソフトボールの主な競技会成績
高校1年(2005年度)
年月日 | 競技会・記録 |
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2005年5月13日-15日 | 平成18年度 関東高等学校ソフトボール大会千葉県予選会 1回戦 敬愛大八日市場10-0船橋北 3回コールド 2回戦 千葉黎明0-7敬愛大八日市場 6回コールド 準々決勝 敬愛大八日市場0-3柏陵 |
2005年6月11日-19日 | 第58回 千葉県高等学校総合体育大会ソフトボール競技 1回戦 シード 2回戦 敬愛大八日市場9-4柏井 3回戦 幕張総合4-0敬愛大八日市場 |
2005年11月11日-13日 | 平成18年度 千葉県高等学校ソフトボール新人大会 1回戦 シード 2回戦 敬愛大八日市場4-3市立船橋 4回コールド ※大川成美選手本塁打1本、3塁打1本、2番手投手として登板 3回戦 敬愛大八日市場7-2佐倉 ※大川成美選手2塁打1本 準々決勝 敬愛大八日市場0-10木更津総合 3回コールド |
高校2年(2006年度)
年月日 | 競技会・記録 |
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2006年5月12日-14日 | 平成18年度 関東高等学校ソフトボール大会千葉県予選会 1回戦 敬愛大八日市場10-4昭和学院秀英 2回戦 敬愛大八日市場12-5野田中央 5回コールド ※大川成美選手3塁打1本 準々決勝 敬愛大八日市場0-7木更津総合 5回コールド |
2006年6月10日-20日 | 第59回 千葉県高等学校総合体育大会ソフトボール競技 1回戦 シード 2回戦 小見川0-6敬愛大八日市場 3回戦 野田中央1-9敬愛大八日市場 5回コールド 準々決勝 敬愛大八日市場0-7千葉商業 5回コールド |
2006年8月1日-3日 | 平成18年 宍倉優勝旗争奪千葉県高校ソフトボール大会 予選1回戦 敬愛大八日市場14-3犢橋 3回コールド ※大川成美選手3塁打2本、2塁打1本 予選2回戦 敬愛大八日市場4-3市立船橋 6回終了 ※大川成美選手3塁打1本、2塁打1本 決勝T1回戦 敬愛大八日市場1-2柏陵 ※大川成美選手3塁打1本 |
2006年11月10日-12日 | 平成18年度 千葉県高等学校ソフトボール新人大会 1回戦 シード 2回戦 鎌ヶ谷4-11敬愛大八日市場 4回コールド ※大川成美選手3塁打1本 3回戦 国府台女子学院0-3敬愛大八日市場 準々決勝 敬愛大八日市場0-5市立習志野 |
高校3年(2007年度)
大川成美選手は高校3年(2007年)のとき、第62回国民体育大会に出場しました(後述)。
年月日 | 競技会・記録 |
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2007年5月11日-13日 | 平成19年度 関東高等学校ソフトボール大会千葉県予選会 1回戦 敬愛大八日市場7-3千葉市立稲毛 2回戦 敬愛大八日市場7-2船橋北 準々決勝 木更津総合11-2敬愛大八日市場 6回コールド |
2007年6月16日-24日 | 第60回 千葉県高等学校総合体育大会ソフトボール競技 1回戦 シード 2回戦 松尾3-2成田国際 3回戦 松尾1-2x 敬愛大八日市場 準々決勝 柏陵1-0敬愛大八日市場 |
2007年8月1日-3日 | 平成19年 宍倉優勝旗争奪千葉県高校ソフトボール大会 予選1回戦 敬愛大八日市場13-0柏井 予選2回戦 敬愛大八日市場9-2市川東 決勝T1回戦 敬愛大八日市場7-4東海大付属望洋 決勝T2回戦 国府台女子学院2-9敬愛大八日市場 決勝戦 柏陵2-7敬愛大八日市場(準優勝) |
2007年10月5日-8日 | 第62回国民体育大会(秋田わか杉国体)ソフトボール競技 少年女子5位入賞(千葉県代表) 1回戦 千葉県3-0石川県 2回戦 千葉県2-3佐賀県 |
千葉県代表として国体に出場した
大川成美選手は高校3年(2007年)のとき、第62回国民体育大会(秋田わか杉国体)ソフトボール少年女子の千葉県代表に選出されました。
そのときの千葉県代表の選手は予備登録選手を除いて13名で、そのうち2007年度インターハイ全国優勝の木更津総合高校が10名で、県立柏陵高校、市立習志野高校、敬愛大八日市場高校が各1名でした。敬愛大八日市場高校から大川成美選手が選ばれ、実際に秋田県で開催された国体に出場し、5位入賞となりました。
【第62回国民体育大会ソフトボール少年女子の千葉県代表リスト】
大川成美選手は50m走6秒台の俊足であり、高校1年(2005年、国体の2年前)のときに、当時、木更津総合高校3年の峰幸代捕手(2008年北京オリンピック、2021年東京オリンピック金メダリスト)から盗塁を奪った実績があることから、国体のメンバーに選抜されたとのことです。
なお、2005年度の千葉県高体連主催の試合で、敬愛大八日市場高校と木更津総合高校が対戦した記録はないので、練習試合または私学大会での出来事かと思われます。
ミスコンテスト受賞歴
高校卒業後、東京のIT系専門学校に進学し、千葉県内の信用組合に就職します。その後、2014年にスカウトされて芸能活動を始めます。
旭市七夕市民まつり・ミス七夕コンテスト
大川成美選手は、2012年7月14日(当時22歳)、千葉県旭市の東総文化会館小ホールで行われた旭市七夕市民まつり・2012ミス七夕コンテスト(旭市商工会青年部ミス七夕委員会)のグランプリ「ミス七夕クイーン」に選ばれました。
七夕市民まつりをはじめ、さまざまなイベントに花を添えるミス七夕。今年はミス七夕クイーンに大川成美さん(後草・写真中央)、ミス七夕に松下亜由美さん(江ヶ崎・写真左)と伊藤静さん(銚子市・写真右)が選ばれました。クイーンに輝いた大川さんは「これから1年間旭のいいところをPRして、活気づいてくれたら」と話しました。(7月14日/東総文化会館)
ミス週刊実話WJガールオーディション
大川成美選手は、2012年1月26日(当時28歳)、総合週刊誌「週刊実話」(WJ、株式会社日本ジャーナル出版)が主催する「第1回ミス週刊実話WJガールオーディション」のグランプリの1人となりました。
このコンテストは、WJガールのメンバーとして「グランプリ」が4人選出され、その4人のなかで1位の人が「最優秀賞」として表彰されました。大川成美選手はグランプリとなりましたが、4人の中では第2位でした。
BOMガールオーディション
ムエタイ大会のBOM(The Battle Of Muay Thai)のラウンドガールのオーディションを受けて、ファン投票により2022年BOMガール(ラウンドガール、プレゼンター、LIVE配信、レポーター)として1年間活動しました。
始球式・始打式
2023年6月24日、ファイターズ鎌ケ谷スタジアムで行われたイースタン・リーグの日本ハム対DeNAで始球式を務めました。
ソフトボールの投手・内野手出身であり、野球のオーバースローの経験はないので、球速は81km/h、ワンバウンドとなりました。
さらに、翌日2023年6月25日には「始打式」を務めました。
日本ハム木田優夫2軍監督の投球したチェンジアップをショート後方へポテン安打して、ダイヤモンドを1周し、ランニングホームランとなりました。